「弥五郎どん祭り」は鹿児島県の三大祭りの一つで900年の伝統があります。
900年前といえば飛鳥時代に隼人族と朝廷軍の戦いで、隼人族の戦死者が多く、
弥五郎どんは隼人族の首領として、調停に抵抗したという説があり、
弥五郎どん祭りは、その戦死者を弔う慰霊のためだったとも言われています。
弥五郎どんの身長は、5メートル近くで竹籠で作られています。
25反の梅染の着物を着て、腰に4メートルの大刀と、2メートルの小刀を携え、
手には3メートルの鉾を持ったこんな出で立ちです。

毎年11月3日の文化の日には、鹿児島県曽於市の岩川八幡神社よりスタートした弥五郎どんの行列は、市街地を練り歩きます。
令和元年はその前夜祭「弥五郎どん祭り前夜祭」において、市川森一古事記天語りも
出演が決まりました。
今年もまた、その日がやって来る。
身の丈4メートル85センチの大巨人。
25反もの梅染めの衣を身に纏い、
ギョロリまなこに太い眉、
大小2刀を腰に携えた姿こそ弥五郎どん。
九百年以上の伝統の重みを伝える。
弥五郎どん祭り前夜祭 どんドン祭り

日時:令和元年11/2 開場17:30~ 開演18:00~
会場:鹿児島県曽於市大隈文化会館
● 岩川小・大隈中・曽於高校による吹奏楽
● 市川森一古事記天語り 柴田美保子
● 大分県馬場子供神楽
● 巨神伝説太鼓衆大隅弥五郎太鼓&童
鹿児島県曽於市やその近辺の皆様にお会いできることを楽しみにしています。
主催:どんドン祭り実行委員会
お問い合わせ:090-1970-8379、099-482-0123
協力:市川本天語りプロジェクト、日本ふることふみを学ぶ会
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